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コラム
2023/03/28

おでこにボトックス注射は危険!?効果や失敗しない方法をご紹介します

おでこにボトックス注射は危険!?効果や失敗しない方法をご紹介します

見た人に老けた印象を与えてしまう、おでこ(額)のしわ。

一度できてしまったしわは、自力での改善は難しいものの、ボトックス注射を受けることで治療できる可能性があります。

ボトックス注射には、しわを改善して見た目の印象が若々しく変化するといったメリットがありますが、リスクがないというわけではありません。

本記事では、おでこのボトックス注射で得られる効果や失敗しない方法について、解説します。

目次
  1. おでこのしわの原因
    1. おでこのしわの原因①表情のクセ
    2. おでこのしわの原因②肌ダメージ
  2. ボトックス注射の効果
  3. おでこにボトックス注射を打つ際の注意点
    1. ボトックスの投与量に注意
    2. ボトックスの注入箇所に注意
  4. ボトックス注射の副作用と対処法
    1. 表情が出にくくなる
    2. 左右非対称になる
    3. 眼瞼下垂
    4. 眉が吊り上がる 
  5. おでこのボトックス注射の料金相場
    1. おでこのボトックス注射の料金相場
    2. ロレシー美容クリニックの料金
  6. ボトックス注射とヒアルロン酸注射の違い
    1. ボトックス注射
    2. ヒアルロン酸注射
  7. おでこのボトックス注射で失敗しないクリニックの選び方
    1. 丁寧なカウンセリングかどうか
    2. 医師のスキルや経験は十分か
    3. アフターフォローはしっかりしているか
  8. まとめ

おでこのしわの原因

おでこにしわができる原因はいくつか存在し、クセや加齢、紫外線や乾燥など、様々です。

しわが発生する原因について、詳しくみていきましょう。

おでこのしわの原因①表情のクセ

おでこにできてしまうしわの大きな原因ともいわれるのが、表情のクセです。

若いうちは、表情を動かした際に皮膚がたたみ込まれても元に戻りますが、徐々に戻りにくくなり、しわとなってしまいます。

目を開ける筋肉が弱い方、コンタクトレンズの着用歴が長い方は、おでこの筋肉を使っている場合があり、しわが作られやすくなってしまうのです。

また、驚いた表情のような眉を持ち上げることがクセになっている方は、おでこにしわが刻まれやすくなります。

おでこのしわの原因②肌ダメージ

肌ダメージも、おでこにしわができてしまう原因の一つとして挙げられます。

おでこは、紫外線ダメージを受けやすい場所です。

年齢に関係なく日焼けをする場所に長く滞在したり、日焼けしやすかったりする方は、おでこにしわができやすいです。

また、紫外線自体、肌のハリや弾力に必要なコラーゲンの減少を加速させてしまうという特徴があります。

長年、紫外線対策をあまりしてこなかった場合、年齢を重ねるとおでこのしわが気になり始めるという方が多いです。

肌の乾燥もしわを発生させてしまいますし、乾燥した肌をそのまま放置してしまうと、小じわを増やしたり、すでにできているしわをさらに深くさせてしまったりする恐れがあります。

スキンケアを丁寧に行い、しわが発生しないように注意しましょう。



ボトックス注射の効果

ボトックス注射の効果

おでこのしわは、表情のクセが大きな原因とされていますが、おでこにある「前頭筋」という筋肉が深く関わっています。

前頭筋は、眉毛を引き上げたり生え際を下に下げたりする機能があります。

筋肉を動かすと、表面にある皮膚が引っ張られてしまい、その作用によって表情じわが発生してしまうのです。

ボトックス注射は、筋肉を収縮させないような働きを持っています。

おでこにボトックス注射を打つことで、前頭筋の働きを抑制し、表情じわの改善につながるのです。

おでこは皮膚が薄いため、筋肉の動きが表面に出やすいとされています。

筋肉の動きを抑制することで、おでこのしわの改善につながります。


おでこにボトックス注射を打つ際の注意点

ボトックス注射を打つことで、おでこのしわが改善できますが、注射を打つ際に注意しなくてはならない点がいくつかあります。

どのような点に注意すれば良いのでしょうか。確認していきましょう。

ボトックスの投与量に注意

ボトックス注射は、単位で投入量を示します。

おでこの注入場所を何分割かして、各注入点に1単位程度注入していきます。

この時、こ全体のボトックス注入単位が10単位を超えてしまうと、他の筋肉にも影響を与えてしまう恐れがあるのです。

個人差はありますが、日本人の場合は10単位以上注入してしまうと、ボトックス注射の効果が出過ぎて眉毛が下がってしまうことがあります。

ボトックスの注入箇所に注意

投与量以外にも注意が必要なのが、注入箇所です。

おでこのしわは、広範囲に及ぶしわの改善を求める場合は、複数箇所に分けて投与する必要があります。

ボトックス注射の注入箇所が適切ではなかった場合、他の筋肉に影響を与えてしまい、目が開きづらくなってしまったり、眼瞼下垂というまぶたが下がって目が見えづらくなってしまったりするケースもあるのです。

また、適切な箇所に注入しないと、表情じわの改善自体が難しい場合もあります。



ボトックス注射の副作用と対処法

ボトックス注射には、しわを目立たなくさせる効果がありますが、施術後に副作用が出てしまうケースがあります。

どのような副作用があり、どういった点に気をつける必要があるのか解説していきます。

表情が出にくくなる

ボトックスの投与量が多くなると、表情が乏しくなってしまいます。

おでこのボトックス注射で、顔の上部分の筋肉の動きが低下して弱くなってしまうと、ボトックス注射を打っていない下部分の動きが目立ってしまいます。

そのため、顔の上半分はあまり動かないのに、下半分はよく動きくといった違和感や、表情がなくなってしまうといった状態になってしまうのです。

この現象は、表情筋の表層のみの動きを抑える手法で、必要な機能をある程度残せるようにボトックスの注入量を調整することで解消できます。

左右非対称になる

左右非対称になるのも、ボトックス注射後に出てくる副作用の一つです。

左右の筋肉に同じ量のボトックスを注射したとしても、効きが異なるため、注入後は顔が左右非対称になってしまうケースも存在します。

同量のボトックスであったとしても、注入する位置や深さが微妙に異なっていたという理由もありますが、元の筋力の差が原因とも考えられます。

多くの場合は、施術後1ヶ月程度で自然に解消されますが、それ以上経っても解消されない場合は、筋肉の動きが強い方に少量のボトックスを投与することで、左右対称にすることが可能です。

眼瞼下垂

眼瞼下垂は、まぶたが下がって目が見えづらくなってしまう症状ですが、上まぶたの筋力や腱が弱くなるといったことが原因となります。

眼瞼下垂気味の方は、前頭筋がその症状を補うために動き過ぎているケースが多いです。

前頭筋にボトックス注射を打ってしまうと、さらに眼瞼下垂が顕著になってしまう場合もあります。

眼瞼下垂の症状を認識しているのであれば、医師の診察時に伝えることも必要ですし、医師がそのような症状がないかしっかり確認すれば失敗は防げるはずです。

万が一、ボトックス注射を打った後にこれらの症状が出た場合は、ボトックスの効果が消失するのを待つしかありません。

眉が吊り上がる

眉が吊り上がってしまうと、顔の印象が大きく変わってしまいます。

いつも怒っていると思われたり、人相が悪いという印象を持たれたりするため、この症状はできれば避けたいところです。

眉が吊り上がってしまう原因には、ボトックスを前頭筋に注入して、前頭筋の下外側への注入量は減らす。

または、そもそも注入しないといったことが挙げられます。

適量のボトックスを注射しないと、眉が吊り上がったり眼瞼下垂になったりしてしまうので、ボトックス注射の施術経験が豊富な医師が在籍するクリニックで施術を受けるのが良いでしょう。


おでこのボトックス注射の料金相場

おでこのボトックス注射の料金相場

おでこのボトックス注射には、どの程度の料金がかかるのでしょうか。

ボトックス注射の一般的な料金相場と、ロレシー美容クリニックの料金をご紹介します。


おでこのボトックス注射の料金相場

おでこのボトックス注射の料金相場には、かなりバラつきがあります。

クリニックで取り扱っている薬剤の種類と、投与量が関係しているからです。

ボトックス注射の一般的な料金相場は、28,000~100,000円程度とされています。

使用されている薬剤はクリニックによって異なりますが、金額が高い場合は、厚生労働省に認可されている薬剤を使用しているケースが多いでしょう。

厚生労働省に認可されていない薬剤でも、多くの国で使用されていたり、他の国では認可されたりしている場合もあります。


ロレシー美容クリニックの料金

ロレシー美容クリニックでは3種類の薬剤を取り扱っていて、使用する薬剤によって料金が変わります。

使用する薬剤ごとの特徴と料金は、以下の通りです。(各5単位の料金)

・アラガン

アメリカの製薬会社が開発した薬剤です。

注入時に薬剤が広がりにくいという特徴があるため、他の筋肉への影響が少ないとされています。

39,600円でボトックス(5単位)を注射できます。


・コアトックス

次世代のボトックスと呼ばれている薬剤で、従来のボトックスよりも耐性がつきにくく、治療の継続に適しています。

アレルギー反応のリスクが低いのも特徴です。

33,000円でボトックス(5単位)を注射できます。


・ニューロノックス

韓国の承認薬で、アラガン社製ボトックスのジェネリックという位置付けです。

多くのクリニックで使用されており、料金も安価なため、費用を抑えたいという方に人気です。

コアトックスよりも少し安く、ボトックス(5単位)22,000円です。



ボトックス注射とヒアルロン酸注射の違い

おでこのしわは、ボトックス注射の他にも、ヒアルロン酸注射で改善されるケースがあります。

どちらもしわ改善の効果がありますが、しわの原因や状態によってどちらの注射が適しているかは異なります。

ボトックス注射とヒアルロン酸注射の違いについて、みていきましょう。


ボトックス注射

ボトックスの最大の特徴は、筋肉の動きを抑えてくれるという点にあります。

筋肉の動きが原因で発生してしまったしわを改善したい場合は、ボトックス注射の方が適しているといえるでしょう。

痛みはそれほど強くはありませんが、針を刺すときにチクッとした痛みと、薬剤を注入しているときにつねられたような感覚を持つ方がいるようです。

多少、痛みや違和感はありますが、麻酔を使用することで軽減できます。

効果は数日で現れ、6ヶ月ほどで効果が薄れるため、しわが気になってきたら再度ボトックス注射を打って効果を継続させる必要があります。


ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射は、表情じわ以外に原因がある方や深いしわが刻まれている方、ボトックス注射では効き過ぎて目が開きづらくなってしまう方に適しています。

ボトックス注射と同じく、針を刺したときの痛みや注入時の痛みがありますが、ヒアルロン酸の薬剤には麻酔薬が入っているため、冷却すれば痛みが和らぎます。

使用する薬剤によって異なりますが、効果の持続期間目安は、半年から2年程度です。


おでこのボトックス注射で失敗しないクリニックの選び方


おでこのボトックス注射で失敗しないクリニックの選び方

ボトックス注射は、おでこの表情じわを改善して、若々しい印象を手に入れることができる施術です。

しかし、中にはボトックス注射で「失敗した」と感じる方もいます。失敗を避けるためにも、クリニック選びは慎重に行いましょう。

ここでは、失敗しないクリニックの選び方について解説していきます。

丁寧なカウンセリングかどうか

ボトックス注射の施術を行っているクリニックは、少なくありません。

料金や立地だけで安易に決めてしまうと、失敗してしまう可能性もあります。

カウンセリングがしっかりとしているクリニックでは、質問や不安などにも丁寧に答え、施術内容をしっかりと説明した上で施術を行います。

カウンセリングが不十分だった場合、思い描いていたデザインと異なってしまうケースもあるので注意が必要です。

クリニックによっては、カウンセリングの際に患者様の意見を尊重せず、クリニックで薦めている仕上がりに持っていこうとするところもあるようです。 そういったところに当たってしまうと、仕上がりに満足いかず、結果として「失敗した」と感じることになるでしょう。

医師のスキルや経験は十分か

ボトックス注射は、注入箇所や注入の深さ、注入量によって、仕上がりや施術後の副作用が異なってきます。

ボトックス注射で失敗を避けるためには、医師の経験やスキルが十分であるか否かがポイントとなります。

ベテランの医師やボトックス注射を得意とする医師が在籍するクリニックを選ぶことで、失敗のリスクを少しでも下げることが可能です。

クリニックを選ぶ際には、公式ホームページをチェックして、施術を担当する医師の経歴も確認しておきましょう。

アフターフォローはしっかりしているか

施術後のアフターフォローについても、しっかり説明してくれるクリニックがベストだといえます。

副作用が出た場合や、効果がなかなか現れなかった場合でも、丁寧な対応をしてくれるクリニックであれば、スムーズに適切な処置を施してもらえるでしょう。

契約時の料金に再診まで含まれているようなクリニックであれば、失敗を避けられるというだけでなく、料金も無料で対応してもらえる可能性があります。 

アフターフォローについては、カウンセリング時にしっかりと確認しておいてください。

 

まとめ


まとめ

おでこの表情じわ改善には、ボトックス注射が有効です。 しかし、ボトックス注射には高い効果が期待できる一方で、副作用や失敗といったリスクも存在します。

ボトックス注射でリスクを避けるためには、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

ボトックス注射の料金や施術内容について詳しく知りたいという方は、ロレシー美容クリニックへご相談ください。

未承認医薬品についての記載は、こちらからご確認ください。

この記事の監修者

福留 斉
HITOSHI FUKUTOME

ロレシー美容クリニック院長

医学部卒業後、研修医として網走(北海道)の病院に勤務、その後、某大手の美容外科クリニックにて多くの施術を経験する。
自身の理念を形にして患者様に提供するために、ロレシー美容クリニックを開業。