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【医監修】酒さ(しゅさ)とは?原因・症状・おすすめスキンケアで赤ら顔を改善する方法

顔の赤みやほてりが続く「酒さ(しゅさ)」に悩んでいませんか?
酒さは、単なる赤ら顔ではなく、皮膚の炎症やバリア機能の低下を伴う慢性的な皮膚疾患です。
この記事では、酒さの原因・症状・種類から、医師が推奨するスキンケア方法・成分選び・生活習慣のポイントまで、徹底的に解説します。
敏感肌でスキンケア選びに悩む方や、赤ら顔を改善したい方に役立つ内容です。
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酒さとは?顔の赤み・ほてりを伴う慢性皮膚疾患
- 酒さと主な原因
- 酒さの種類とそれぞれの特徴
- 酒さの代表的な症状
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酒さのスキンケアが重要な理由
- 酒さスキンケア3原則
- 敏感肌と酒さの関係
- 赤ら顔・酒さを改善するスキンケアルーティン
- 酒さの悪化を防ぐ生活習慣
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酒さにおすすめなスキンケアとは?皮膚科医が推奨するポイント
- ドラックストアで買える酒さ向けアイテム
- 市販でおすすめの化粧水・保湿剤の選び方
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【成分解説】酒さ有効な3大成分
- セラミド
- アゼライン酸
- ナイアシンアミド
- 皮膚科で処方される治療薬:メトリニダゾール
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洗顔・クレンジングの選び方と使い方
- 洗顔料の選び方
- クレンジングのポイント
- 刺激を避けるコツ
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酒さを悪化させないための生活習慣・自宅ケア
- 生活習慣が与える影響
- ストレス管理と酒さのケアの関係
- 紫外線対策と肌の保護
- まとめ|酒さは正しいスキンケアと生活習慣で改善できる
酒さ(しゅさ)とは?顔の赤み・ほてりを伴う慢性皮膚疾患
一時的な赤ら顔とは異なり、症状が長期間続くことが特徴です。
30代以降の女性に多く見られますが、男性にも発症します。皮膚のバリア機能が低下しているため、外部刺激に敏感になりやすく、適切なスキンケアが非常に重要です。
酒さの主な原因
酒さの原因はまだ完全には解明されていませんが、以下のような要因が関与していると考えられています。
| 主な原因 | 影響 |
|---|---|
| 遺伝・体質 | 発症リスクの増加 |
| 皮膚バリア機能の低下 | 外部刺激に敏感になり炎症が起きやすい |
| 紫外線や温度変化 | 赤み・ほてりが悪化しやすい |
| ストレス・飲酒・辛い食べ物 | 炎症や毛細血管の拡張を促進 |
| 皮膚常在ダニ(デモデックス) | 炎症やニキビ様発疹の悪化要因 |
酒さの種類とそれぞれの特徴
自分の症状を理解し、タイプに合ったケアを行うことが改善の第一歩です。
| タイプ | 特徴 |
|---|---|
| 紅斑性酒さ | 顔の赤み・ほてりが中心 |
| 丘疹膿疱性酒さ | 赤み+ニキビ様の発疹が現れる |
| 鼻瘤性酒さ | 鼻の肥大・皮膚の厚み・ごわつき |
| 眼型酒さ | 目のかゆみ・乾燥・充血など眼の症状 |
酒さの代表的な症状
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顔の中心部(頬・鼻・額・あご)の持続的な赤み
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ほてり・ヒリヒリ感・かゆみ
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乾燥やつっぱり感
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ニキビのような発疹
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毛細血管の拡張(赤い血管が浮き出る)
季節の変化、紫外線、ストレス、飲酒、辛い食べ物などが症状を悪化させるトリガーになるため、日常的なコントロールが大切です。
酒さのスキンケアが重要な理由
酒さの肌は非常にデリケートで、刺激に弱い状態です。
間違ったスキンケアは、赤みやヒリヒリ感を悪化させる原因になります。
そのため、以下のポイントを意識してスキンケアを行うことが大切です。

酒さスキンケア3原則
低刺激・無添加処方を選ぶ
アルコール、香料、着色料、界面活性剤など刺激物を避ける。
保湿重視でバリア機能をサポート
セラミド・ヒアルロン酸・ナイアシンアミドなどの保湿成分が効果的。
紫外線対策を徹底する
ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)の日焼け止めを使用。
敏感肌と酒さの関係
酒さの多くは敏感肌体質の人に発症しやすい傾向があります。
肌のバリア機能が低下すると、外的刺激やアレルゲンが侵入しやすくなり、炎症や赤みが悪化します。
そのため、スキンケアでは「敏感肌用」「低刺激性」と明記された製品を選び、過度な摩擦を避けることが基本です。
赤ら顔・酒さを改善するスキンケアルーティン
① 洗顔:やさしく汚れを落とす
ぬるま湯で優しく洗い、こすらない
泡で包むように洗う
タオルで押さえるように水分を拭き取る
② 保湿:バリア機能を守る
セラミド・ヒアルロン酸・アミノ酸配合の化粧水・乳液を使用
肌を擦らず、手のひらでなじませる
③ UVケア:紫外線による炎症を防ぐ
SPF30前後のノンケミカルUVが理想
外出時はこまめに塗り直す
酒さの悪化を防ぐ生活習慣
酒さはスキンケアだけでなく、生活習慣の見直しも欠かせません。
以下の点に注意しましょう。
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熱いお湯・長風呂は避ける
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アルコール・辛い食べ物を控える
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急激な温度変化を避ける(冷暖房の風直撃NG)
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ピーリングやスクラブ、強いマッサージはNG
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ストレス・睡眠不足の改善も重要
酒さにおすすめのスキンケアとは?医師が推奨するポイント

特に、セラミド・アゼライン酸・ナイアシンアミドなどの成分は、皮膚科医も推奨する有用成分として知られています。
これらの成分は、肌のバリア機能を高め、赤み・炎症・刺激を抑える効果が期待できます。
また、ドラッグストアで手軽に購入できる製品から、皮膚科で処方される外用薬まで、選択肢は幅広くあります。
ドラックストアで買える酒さ向けアイテム
選ぶ際は「アルコールフリー」「無香料」「ノンコメドジェニック」など、刺激を与えない設計であることがポイントです。
| アイテム名 | 特徴 |
|---|---|
| セラミド配合保湿クリーム | バリア機能をサポートし、乾燥を防ぐ |
| アルコールフリー化粧水 | 敏感肌でも使いやすく、刺激が少ない |
| ノンケミカル日焼け止め | 紫外線吸収剤不使用で肌にやさしい |
| グリチルリチン酸2K配合化粧品 | 炎症や赤みを抑える抗炎症成分 |
購入時は成分表示を確認し、エタノール・香料・防腐剤などの刺激成分を避けることが大切です。
市販でおすすめの化粧水・保湿剤の選び方

酒さの肌に合う化粧水・保湿剤を選ぶポイントは以下の3つです。
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セラミド・ヒアルロン酸など保湿成分を配合
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ナイアシンアミド・グリチルリチン酸2Kなど抗炎症成分を含む
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アルコール・香料・着色料不使用
肌に合わない場合は使用を中止し、パッチテストを行うこともおすすめです。
保湿剤は季節や肌質に合わせて、クリーム・ジェル・ローションタイプを使い分けると良いでしょう。
【成分解説】酒さケア有効な3大成分
| 成分名 | 主な効果 |
|---|---|
| セラミド | バリア機能の強化・保湿力向上・乾燥防止 |
| アゼライン酸 | 炎症抑制・皮脂コントロール・赤み軽減 |
| ナイアシンアミド | 抗炎症・肌の修復促進・毛穴ケアにも効果的 |
●セラミド
肌内部の水分を保持し、外部刺激から守る重要なバリア成分。酒さの方はセラミドが不足しがちなため、高濃度配合の保湿剤を選ぶのがポイント。
●アゼライン酸
欧米では酒さ治療の第一選択肢として用いられており、炎症・赤み・ニキビ様症状を抑える効果が期待できます。日本では医療機関専売の高濃度クリームもあります。
●ナイアシンアミド
抗炎症作用と肌の修復サポート効果を併せ持つ成分。肌荒れを防ぎながら透明感とハリ感を改善します。肌内部の水分を保持し、外部刺激から守る重要なバリア成分。酒さの方はセラミドが不足しがちなため、高濃度配合の保湿剤を選ぶのがポイント。
皮膚科で処方される治療薬:メトロニダゾール
「メトロニダゾール(Metronidazole)」は、酒さ治療で皮膚科医が処方する代表的な外用薬です。
抗炎症・抗菌作用があり、赤みや発疹を抑える効果があります。
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医師の診断・処方が必要
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抗炎症・抗菌作用で赤みを緩和
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スキンケアとの併用でより効果的
症状が強い場合は自己判断せず、皮膚科で相談することが大切です。
洗顔・クレンジングの正しい選び方と使い方
酒さの肌は非常にデリケートなため、洗顔やクレンジングの選び方・使い方にも注意が必要です。
洗顔料の選び方
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アミノ酸系・弱酸性タイプを選ぶ
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スクラブ・ピーリング成分入りは避ける
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泡でやさしく洗い、ゴシゴシこすらない
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洗顔後はすぐに保湿
洗顔は朝晩2回が目安。洗いすぎは皮脂を奪い、乾燥・赤みを悪化させる原因になります。
クレンジングのポイント
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オイルフリー・ミルク・バームタイプがおすすめ
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保湿成分配合のものを選ぶ
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摩擦を避け、ぬるま湯でやさしくオフ
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クレンジング後もすぐに保湿を行う
刺激を避けるコツ
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ポイントメイクは専用リムーバーでやさしく落とす
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コットンで強くこすらない
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ウォータープルーフメイクは避け、落としやすいアイテムを使用
酒さを悪化させないための生活習慣・自宅ケア
趣味や運動で気分転換をする
深呼吸・瞑想・ヨガを取り入れる
睡眠の質を高める(7時間前後が理想)
スマホやPCの見すぎを控える
生活習慣が与える影響
不規則な生活や睡眠不足、偏食、過度な飲酒・喫煙は、酒さの悪化要因となります。
血管拡張を引き起こすため、赤みやほてりが強くなることがあります。
| 改善ポイント | 内容 |
|---|---|
| 規則正しい生活 | 睡眠・食事・運動のリズムを整える |
| バランスの良い食事 | 抗酸化食材(野菜・果物・魚)を積極的に摂取 |
| 飲酒・喫煙を控える | 血管拡張・炎症を防ぐ |
| 急激な温度変化を避ける | サウナや熱い湯船は控える |
ストレス管理と酒さケアの関係
リラックスできる時間を作ることで、酒さのコントロールがしやすくなります。
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・趣味や運動で気分転換をする
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・深呼吸・瞑想・ヨガを取り入れる
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・睡眠の質を高める(7時間前後が理想)
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・スマホやPCの見すぎを控える
紫外線対策と肌の保護
紫外線は酒さの最大の悪化要因のひとつです。
外出時は必ずノンケミカル・敏感肌用の日焼け止めを使用し、物理的な紫外線防御も取り入れましょう。
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・ノンケミカル・SPF30前後の日焼け止めを使用
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・帽子・日傘・サングラスで物理的にカット
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・長時間の直射日光・強い日差しを避ける
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・外出後はすぐに保湿ケア
まとめ|酒さは正しいスキンケアと生活習慣で改善できる
外出時は必ずノンケミカル・敏感肌用の日焼け止めを使用し、物理的な紫外線防御も取り入れましょう。
-
・ノンケミカル・SPF30前後の日焼け止めを使用
-
・帽子・日傘・サングラスで物理的にカット
-
・長時間の直射日光・強い日差しを避ける
-
・外出後はすぐに保湿ケア


福留 斉
HITOSHI FUKUTOME
ロレシー美容クリニック院長
医学部卒業後、研修医として網走(北海道)の病院に勤務、その後、某大手の美容外科クリニックにて多くの施術を経験する。
自身の理念を形にして患者様に提供するために、ロレシー美容クリニックを開業。



