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中顔面は手術なしに短縮できる?ヒアルロン酸注射の施術内容や効果をご紹介します
中顔面とは、目の下から口の上までの部分を指します。この中顔面の長さによって、周囲に与える印象が異なります。
中顔面が長く見えてしまう場合、短縮するには、ヒアルロン酸注射が効果的だといわれています。
ヒアルロン酸注射とは、どのような施術で、具体的にどのような効果が得られるのでしょうか。
ヒアルロン酸注射での中顔面短縮方法について、詳しく解説します。
中顔面の長さで変わる顔の印象
中顔面の長さによって、周囲に与える印象が異なります。
中顔面が長い場合と短い場合の印象や特徴について、確認しておきましょう。
中顔面が長いと間延びした印象になる
中顔面が長いと、周囲に大人っぽい印象を与えることができますが、それ以外にも「間延びした顔である」という印象を与えてしまいます。
間延びした顔は、余白ができるため、顔が大きく見えたり老けて見えたりしてしまいます。
大人っぽいという印象を与えられるだけであれば良いのですが、老けて見えるのは避けたいところです。
老け顔は若々しさがないだけではなく、暗い印象や疲れているようにも見えてしまいます。
中顔面が長いと、悪い印象ももたらすため、中顔面を短縮したいと考える方も少なくありません。
中顔面が短いと整った印象になる
中顔面が短いと、周囲からは若々しく可愛らしい印象を持たれます。
近頃人気のある女優やアイドルをはじめとした芸能人の方の中にも、中顔面が短い方が多く存在します。
中顔面が短いと、小顔や童顔のように見えるため、愛らしい・可愛らしいといった印象になるのです。
また、中顔面が短いと、顔自体が整った印象になります。
美しいといわれる顔の黄金比は、1:1:1だからです。
そのため、中顔面を短縮して整った印象を与えたいと思う方が多いのでしょう。
メイクで中顔面を短縮する方法
中顔面を短く見せる「中顔面短縮メイク」という、視覚効果を利用した方法があります。
実際に中顔面を短縮できるわけではありませんが、短く見せることが可能です。具体的なメイク方法をご紹介します。
シェーディングで影をつける
中顔面短縮メイクのポイントとして、顔の余分な余白を可能な限り埋めるようにしてください。
余白があると、中顔面の長さが強調されて面長に見えてしまいます。
また、間延びした印象やのっぺりとした顔に見えてしまうのも、中顔面の長さが理由です。
中顔面短縮メイクでは、色を使って余白を埋めるように意識すると良いでしょう。
中顔面を短く見せたい場合、立体感を作ることがポイントになります。
顔の下部分を意識したシェーディングで、間延びした印象やのっぺり顔を脱却できます。
シェーディングは、頬の下を削るように頬骨に沿って薄く入れてください。
頬骨より下から顎先にかけて、面長な顔を削るようにシェーディングをしっかりと入れると良いでしょう。
頬骨より下から顎先の部分に広範囲に入れるのが、ポイントとなります。
アイメイクで目の幅を狭める
アイメイクでも、中顔面を短く見せることが可能です。
眉下と目の下の余白に色を入れることで、幅が狭くなった印象を与えられ、中顔面が短縮されたような視覚効果が得られるのです。
アイメイクのポイントとしては、目の幅を狭めるように、アイブロウを眉毛が生えている位置よりも少し下に描きます。
アイブロウパウダーは、しっかりと乗せるのではなく、ふんわりと乗せるのがおすすめです。
しっかり乗せてしまうと、単に太い眉といった印象になってしまうからです。
ふんわりと薄く乗せることによって、眉と目の間隔を狭められます。
次に、目元のメイクです。目元は、涙袋がポイントになります。
目の縦幅が大きい印象になると、目の下から口までの距離が短く見えます。
涙袋は、アイライナーを使って影を作ることがポイントです。
実際の涙袋より少し下にラインを描いてください。涙袋が少し下になるだけで、目元が下がって見えます。
涙袋を描く際には、血色感のあるアイライナーを使用することと、涙袋のやや下に描くことが大切です。
下過ぎてしまうと、クマのようになり、疲れた印象になってしまうので注意してください。
涙袋が描けたら、下瞼に色を乗せます。下瞼にはグリッターを使用し、ぷっくりとした涙袋に仕上げましょう。
乗せる際のポイントは、グリッターをアイライナーで描いたラインの内側に乗せてから、指でテクスチャーを下瞼に馴染ませる点です。
目元の余白が減り、中顔面を短く見せてくれます。
チークで頬の余白を埋める
中顔面短縮メイクの最後は、チークとハイライトです。
頬に色を乗せて余白を埋め、ハイライトでツヤ感をアップさせて立体的な印象の顔に近づけます。
余白を埋めるのが、中顔面短縮メイクのポイントなので、チークを小鼻から耳にかけて大きく乗せてください。
チークはポイントで乗せるよりも、広範囲に乗せた方が頬の余白が埋まり、顔の長さを短く見せることができます。
乗せる際は、色に注意しながら重ねてください。少しずつ色を重ねて、調整していきます。
濃過ぎると、一昔前のようなメイクになってしまうので、注意が必要です。
ハイライトは、チークと異なり、ポイントの箇所に置くようなイメージで乗せましょう。
位置は、頬骨のてっぺんと目と目の間にある鼻筋の凹んでいる箇所、鼻先と顎先です。
頬骨のてっぺんは、ブラシでさっと描くように乗せます。
鼻筋の凹んでいる箇所と鼻先、顎先は、点を置くように軽くポンと乗せてください。これで立体感のある顔になります。
また、リップも重要になります。
鼻の下から上唇までの距離が長い方も少なくありません。この距離を縮めるメイクも必要です。
唇の輪郭を少し大きめに縁取り、リップを乗せた後、指で馴染ませながらぼかしていきます。
さらに上唇にハイライトを入れることで、人中を短く見せます。
以上が、中顔面短縮メイクのポイントです。
ヒアルロン酸注射で中顔面を短縮する方法
中顔面短縮メイクをすれば、中顔面が短く見えて、間延びしたような顔立ちを解消できます。
しかし、日々念入りなメイクを行うのは大変ですし、時間もかかってしまいます。
中顔面は、ヒアルロン酸注射で短縮することが可能です。
涙袋へヒアルロン酸を注入する
涙袋へヒアルロン酸を注入することで、中顔面を短縮できます。
下まぶたがぷっくりと目だって印象的になると、目の位置が下がって見えるため、中顔面が短く見えるのです。
美容クリニックで施術を受けると、カウンセリングで目の状態を確認しながら適量を注入してもらえるので、自身に合った理想的な顔のバランスが実現できるでしょう。
施術では、下まつげのラインから5~8mmの幅にヒアルロン酸を注入します。
個人差がありますが、片目ずつ3〜4箇所に針を刺します。注入量の目安は、両目で0.3~0.5㏄程度 です。
涙袋はヒアルロン酸が吸収されにくいため、1年程度は効果が持続するでしょう。
薬剤を注入するというと不安になりますが、ヒアルロン酸は元々体内に存在する成分であるため、強い副作用が出ることはまずありません。
施術中の痛みもほとんどなく、針を刺す際にチクッとする程度です。
痛みが不安な場合は、麻酔や極細の注射針の使用をお願いできないかクリニックに相談しましょう。
唇へヒアルロン酸を注入する
中顔面短縮メイクでもご紹介したように、唇周りのボリュームをアップすることで、中顔面を短く見せることが可能です。
ヒアルロン酸を唇へ注入することで、唇全体のボリュームが増して中顔面が短くなります。
効果は半永久ではなく、ヒアルロン酸が体内で吸収されると同時に効果も落ちていくため、ボリュームのある唇に慣れなかったり、違和感を抱いたりした場合でも、時間が経てば解消されるでしょう。
ヒアルロン酸注射は、メスを使用しない施術です。ダウンタイム期間もそれほど長くなく、なりたいデザインに仕上げることが可能です。
中顔面を短縮したい場合であれば、上唇の左右に注入し口角を上げる方法や、上唇の中央に注入して上向きにする方法 などが挙げられます。
また、ヒアルロン酸には保湿効果もあるので、唇全体の潤いやしわの軽減といった効果も期待できます。
メスを使用して中顔面を短縮する方法
中顔面短縮方法として、メスを使用した方法があります。
メイクやヒアルロン酸注射と異なり、外科手術を用いた方法なので、ダウンタイムや副作用も存在します。
メスを使用した中顔面短縮方法のメリット・デメリットについて、解説します。
『Le Fort Ⅰ型骨切り術』
ルフォーⅠ型骨切り術は、上顎を上の方へ移動させ、骨格として中顔面を短縮させるという方法です。
手術方法として、まずは上の歯茎を切りって、鼻の横から水平に骨を切ります。そして切った上顎を移動したい位置に設置して、固定します。
この方法を取ることによって顎の位置が変わり、中顔面を短縮できるのです。
メスを使用する中顔面短縮方法のメリット・デメリット
メスを使用した中顔面短縮方法には、メリットとデメリットの両方が存在します。
メリットは、中顔面を物理的に短くしたり、顔の歪みを整えたりと、骨格の悩みも含めて解消できる点です。
一方でデメリットとしては、ダウンタイム期間が長いという点や、外科手術が必要となるため費用が高く、麻酔も必要である点、副作用や傷が残ってしまうという点が挙げられます。
メスを使用する中顔面短縮方法のリスク
外科手術を必要とする中顔面短縮方法には、いくつかのリスクが生じます。
術後の腫れや痛みが長く、強い腫れであれば、1~2ヶ月程度続き、腫れが引くのに半年程度かかるとされています。
また、痺れや知覚麻痺などの症状や気道閉塞、たるみや二重顎、左右差などが発生する可能性があるのです。
他にも、外科手術を行うことで、感染のリスクも出てくるでしょう。
手術環境を厳重に管理をしていたとしても、感染症が起きないという保証はありません。
イメージと実際の仕上がりが異なっていたとしても、すぐに修正することができない点もリスクと考えて良いでしょう。
中顔面の短縮におすすめなのはヒアルロン酸注射!
様々な中顔面短縮方法について確認しましたが、体への負担が少なく、美容施術初心者さんにもおすすめなのが、ヒアルロン酸注射です。
ヒアルロン酸注射は、ダウンタイム期間が短い、日々のメイクで時間を取られないといったメリットがあります。
中顔面短縮にヒアルロン酸注射が向いている方は、どのような方なのでしょうか。特徴をご紹介します。
中顔面短縮にヒアルロン酸注射が向いている方の特徴
ヒアルロン酸注射は、中顔面短縮メイクと比べると日々のメイク時間を短くでき、その日のメイクの出来に左右されません。
また、メスを使用する外科手術と比べた場合、料金も安く済むため、費用をかけずに中顔面の短縮をしたいという方に向いているといえます。
ヒアルロン酸という成分の性質上、時間が経てば体内で吸収されるので、中顔面短縮をしなくても良くなった場合、そのまま放置すれば元に戻ります。
中顔面短縮の流行が去ったり、加齢と共に顔立ちが変化した場合を考えても、ヒアルロン酸注射は適しているといえるでしょう。
メイクで誤魔化すのに苦労する方や、外科手術に抵抗があるという方は、ヒアルロン酸注射を試してみてください。
ヒアルロン酸注射で失敗しないための注意点
施術時間やダウンタイム期間が短く、外科手術よりもコストが低いヒアルロン酸注射ですが、メリットだけではなくリスクや副作用も存在します。
施術を受けるからには、できるだけリスクや副作用を避けたいところです。
リスクや副作用を回避するための注意点について、解説します。
ヒアルロン酸注射を得意とする医師が在籍するクリニックを選ぶ
ヒアルロン酸注射は、医師の技術や経験によって仕上がりが左右されます。
ヒアルロン酸注射を得意とする医師が在籍するクリニックを選ぶことで、自身の希望する仕上がりイメージと実際の仕上がりがまったく違うといったリスクを避けられるでしょう。
ロレシー美容クリニックには、ヒアルロン酸注射を得意とする医師が在籍しています。
特に診察やカウンセリングに重点を置き、イメージに差がないように、しっかりとヒアリングした上でデザインを行うので、仕上がりを見て驚くといったことはまずありません。
一度ヒアルロン酸を注入した後、仕上がりが問題ないか確認して、修正が必要であれば残りの薬剤を用いて微調整を行います。
クリニックの中には、希望のデザインではなくクリニックがおすすめするデザインを推すところもあるようです。
そのため、施術後に満足できず、失敗したと感じる方もいるでしょう。
その点、しっかりとコミュニケーションを取ってくれるクリニックであれば、そのような心配もありません。
診察から施術後までの流れがしっかりしているクリニックを選ぶ
診察やカウンセリングがしっかり行われていない場合、仕上がりに満足できず、残念な気持ちになってしまう方もいます。
クリニック選びの際は、診察やカウンセリングをしっかり行ってくれるところを選ぶようにしてください。
また、アフターケアも万全なところが良いでしょう。
中には、施術後数日経っても痛みや腫れがまったく取れなかったり、内出血がひどく治らなかったりする方もいます。
そんな時に、すぐに再診できるクリニックであれば、これらの症状にも対応してくれます。
ロレシー美容クリニックは、診察からアフターケアまで万全の体制となっています。
できる限り患者様の不安を取り除き、満足のいく仕上がりや万が一のことを考えて、再診にも対応しています。
まとめ
中顔面の短縮をすることで、間延びした印象を改善できます。
メイクやヒアルロン酸注射、外科手術など、中顔面短縮の方法は様々ですが、あまり時間や費用をかけずにできるのはヒアルロン酸注射です。
ヒアルロン酸注射の料金や施術内容について更に詳しく知りたい方は、ロレシー美容クリニックにご相談ください。
福留 斉
HITOSHI FUKUTOME
ロレシー美容クリニック院長
医学部卒業後、研修医として網走(北海道)の病院に勤務、その後、某大手の美容外科クリニックにて多くの施術を経験する。
自身の理念を形にして患者様に提供するために、ロレシー美容クリニックを開業。
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