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ヒアルロン酸注射の効果はいつから現れる?持続期間と長持ちさせるコツをご紹介
ほうれい線は多くの方にできるしわで、歳を重ねるごとに目立ちます。
ほうれい線が目立つと、周囲から老けた印象を持たれてしまうため、改善したいと考える方は少なくないでしょう。
ほうれい線の改善には、ヒアルロン酸注射が有効だといわれています。
本記事では、ヒアルロン酸注射の効果はいつから現れるのか、効果の持続期間や長持ちさせるコツについて解説します。
ヒアルロン酸注射とは
ほうれい線の改善に有効とされているヒアルロン酸注射ですが、具体的にどのような効果が得られるのでしょうか。
まずは、ヒアルロン酸注射に期待できる効果や施術の特徴をご紹介します。
ヒアルロン酸注射で得られる効果
ヒアルロン酸注射は、ほうれい線やしわの改善に効果的だといわれています。
ヒアルロン酸を気になる箇所に注入することで、皮膚をボリュームアップさせ、ほうれい線やしわを目立たなくさせる施術です。
この施術は、ほうれい線やゴルゴラインといったしわの改善だけでなく、皮膚のたるみや目の周りのくぼみ改善にも有効です。
ボリュームを持たせる以外にも、鼻筋や顎に注入することで、鼻を高く見せたり顎をシャープに見せたりすることも可能です。
副作用やリスクが少ない施術
ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分であるため、注入してもアレルギーを引き起こす可能性は低いとされています。
ヒアルロン酸注射は、切開のような大掛かりな外科手術を必要としないことから、副作用やリスクが少ないという点も特徴です。
外科手術が必要な施術の場合、処置に時間がかかることはもちろん、切開した箇所の回復にも時間がかかり、ダウンタイム期間が長くなります。
ヒアルロン酸注射は、注射針のみを使用する施術であるため、体への負担が少なく、ダウンタイム期間も短く済みます。
施術自体も10分程度と短いため、定期的にヒアルロン酸注射の施術を受けて、年齢肌やコンプレックスの改善や解消をはかっている方も少なくありません。
ヒアルロン酸注射の効果はいつから現れる?
ヒアルロン酸注射は、顔に関するさまざまな悩みに対応できる上に、切開を必要とする美容施術に比べると副作用やリスクも少ないことはわかりましたが、施術を受けてからどのくらいで効果が現れるのか気になっている方もいるはずです。
ヒアルロン酸注射の効果は、注入後どれくらいの期間で現れるのでしょうか。
自然に馴染むまでに数週間かかる
ヒアルロン酸は、注入後1~3週間程度の時間をかけて、徐々に肌に馴染んでいきます。
早ければ1週間程度で効果を実感できますが、人によっては3週間程度の時間を要することもあるでしょう。
また、ヒアルロン酸が馴染むまでは、肌の表面に違和感を覚えたり、引きつれを感じたりする可能性があります。
時間の経過と共に違和感や引きつれは緩和されますが、馴染むまでの期間には個人差があります。
使用するヒアルロン酸薬剤の種類や注入箇所、注入量によっても効果の現れ方は異なるため、効果が現れるタイミングの目安を知りたいという方は、施術前のカウンセリングで医師に確認してください。
ヒアルロン酸を早く馴染ませる方法は?
ヒアルロン酸を早く肌に馴染ませたり、吸収スピードを上げたりする方法は存在しません。
施術後に早く効果を得たいからといって、マッサージを行って馴染ませようとするのは厳禁です。
ヒアルロン酸注射の施術後に「マッサージを行って血行を良くすれば馴染みが早くなる」という話しを耳にすることがありますが、施術からそれほど時間が経っていないのにマッサージを行うと、副作用が強く出てしまう可能性があります。
施術箇所の赤みや腫れが増す危険性があるので、注意してください。
また、強い力でマッサージを行うと、注入したヒアルロン酸が内部で変形したり、移動したりする恐れもあります。
普段から顔のマッサージを行っている場合は、施術後どのくらいの期間を空ければマッサージを再開させても良いのか、医師に確認しておくと良いでしょう。
ヒアルロン酸注射を受けた後で修正はできる?
ヒアルロン酸注射の施術後、どうしても元に戻したいという場合は、溶解剤を使用して除去することが可能です。
ヒアルロン酸溶解注射を注入することで、数日から数週間程度で元の状態に戻すことが可能です。
中には、注入した一部だけ溶解したいという方もいるかもしれませんが、ピンポイントで調整を行うのは難しいと考えてください。
自分の理想のデザインにしたい場合は、ヒアルロン酸を再度注入して、徐々に理想のデザインに仕上げる必要があります。
一度施術を受けた後、どのくらいの期間を開けて注入するのが良いのかという点については、医師に確認してください。
ヒアルロン酸注射の効果はどのくらい持続する?
ヒアルロン酸注射は、半永久的な効果が望める施術ではありません。そのため、時間の経過と共に効果が薄れてしまいます。
効果を持続させるためには、定期的に施術を受ける必要があります。
ヒアルロン酸注射の施術を一度受けた場合、効果はどのくらい持続するのでしょうか。
ヒアルロン酸注射の効果持続期間は半年から1年程度
ヒアルロン酸は、注入後半年から1年程度効果が持続します。半永久的な効果はなく、注入されたヒアルロン酸薬剤は徐々に体内に吸収されていきます。
半年から1年の間と、期間に大きな差があるのは、持続期間に個人差が生じるからです。
注入箇所や薬剤の種類、量によっても効果持続期間は異なります。
ヒアルロン酸が体内で吸収されると、ボリュームアップに対しての効果は減りますが、それ以外の効果を得ることが可能です。
ヒアルロン酸は、しわやくぼみに対してアプローチできるというだけでなく、浸透することでハリのある肌を作ってくれます。
施術を検討している方の中には「ヒアルロン酸が吸収されると、効果が全くなくなってしまうのでは?」思っている方もいるかもしれません。
しかし、実際はヒアルロン酸が体内で吸収されても、肌のハリがアップするという効果は継続するのです。
ヒアルロン酸注射の効果を長持ちさせるコツは?
施術を受けるのであれば、できる限り効果を持続させたいと考えている方も多いでしょう。
しわやたるみ、くぼみなどの気になる箇所の改善にヒアルロン酸を注入し、悩みが解消されたのであれば、その状態を長く保っていたいものです。
ヒアルロン酸注射に半永久的な効果はありませんが、少しでも効果を長持ちさせるコツをご紹介します。
生活習慣に注意する
注入したヒアルロン酸は、時間の経過と共に体内で吸収されていきます。
時間の経過に伴う吸収は仕方のないことですが、自然に吸収される以外にも、注入したヒアルロン酸が消費されてしまう場合があります。
体内で生成されるヒアルロン酸の量が少なくなり、注入したヒアルロン酸で補おうとするケースです。
ヒアルロン酸は、生活習慣が乱れると体内での生成が滞ってしまいます。
体内での生成が追いつかなくなると、注入したヒアルロン酸が吸収されてしまうのです。
注入したヒアルロン酸を消費しないためにも、食事や睡眠はしっかりと取り、規則正しい生活を心がけましょう。
マッサージや美顔器を使用しない
ヒアルロン酸注射の施術後、ヒアルロン酸を肌に馴染ませるためにマッサージをしてはいけないとお伝えしましたが、美顔器の使用も控えてください。
新陳代謝を促す作用がある美顔器は、ヒアルロン酸の消費を早めてしまう可能性が高いです。
より効果持続期間を縮めてしまうことにつながるので、マッサージ以上に注意が必要です。
ヒアルロン酸を注入した箇所に、マッサージや美顔器で過度な摩擦を加えると、赤みや腫れが増したり、形が変形したりしてしまいます。
希望のデザインに沿って注入したのに、自分の手で形を崩してしまわないように気をつけましょう。
マッサージや美顔器の使用は、施術後1週間程度控えると良いとされていますが、詳しくは施術を受けたクリニックで確認してください。
適したヒアルロン酸薬剤を注入する
ヒアルロン酸注射といっても、使用する薬剤は安価なものから高価ものまで幅広く、種類が数多く存在します。
ヒアルロン酸注射の施術料金を比較すると、とても安価に施術が受けられるクリニックも存在します。
クリニックによって取り扱っている薬剤が異なるため、薬剤の価格によって施術料金も変動するのです。
料金だけで選んでしまうと、効果の持続期間がそれほど長くなかったり、理想のデザインにならなかったりといったケースも考えられるため、クリニックや取り扱っている薬剤についてできる限り確認するようにしてください。
ヒアルロン酸注射の施術で使用されている主な薬剤は、以下の3種類です。
・ボリューマXC
効果持続期間が長く、2年程度持つといわれている薬剤です。しわやたるみの改善、顔のへこみのボリュームアップに有効とされています。
・ボリフトXC
ボリューマXCより柔らかい薬剤です。効果持続期間はボリューマXCと比べると短く、1年程度です。ほうれい線やマリオネットラインの改善に有効とされています。
・ボライトXC
効果持続期間は上記2つに比べると短く、9ヶ月程度ですが、リフトアップに加えて美肌治療を同時に行えるというメリットがあります。肌の質感を滑らかにするだけではなく、ハリや艶感アップ、肌質や小じわの改善、毛穴の引き締め効果も期待できます。その他にも、首に注入することで首の横じわ改善にも役立ちます。
繰り返し施術を受ける
ヒアルロン酸が体内で吸収されると、改善されたと思われるしわやたるみが、再び目立ち始めます。
そのため、効果を持続させたい場合は、定期的にヒアルロン酸注射の施術を受けましょう。
繰り返し施術を受けることで、コラーゲンの膜が生成されてヒアルロン酸の吸収が阻害されるようになり、効果が長持ちします。
特に、初めてヒアルロン酸注射の施術を受ける場合や、再び施術を受けるまでの期間が長く空いてしまった場合は、ヒアルロン酸が吸収されるスピードが速くなってしまいます。
2回目以降の施術のタイミングはそれぞれ異なるため、施術を受けたクリニックで確認するようにしてください。
高い技術を持った医師が在籍するクリニックを選ぶ
当たり前のことですが、効果を長持ちさせるためには、注入する箇所や注入量、薬剤の種類が適切である必要があります。
効果の持続期間が提示された期間とは大幅に異なる、仕上がりが満足いくものではなかったといった場合は、薬剤そのものの問題よりも、担当医師の技術力に原因があるといわれています。
知識や技術力があることはもちろん、経験も豊富な医師が在籍するクリニックを選ぶようにしてください。
ヒアルロン酸注射で失敗しないクリニック選びのポイント
ヒアルロン酸注射で理想的な仕上がりを目指すためには、医師の技術力も必要となります。
ヒアルロン酸注射で失敗しないためにも、クリニック選びの際に注目したいポイントを2つ紹介します。
ヒアルロン酸注射を得意とする医師が在籍するクリニックを選ぶ
ヒアルロン酸注射は外科手術を必要としないため、副作用やリスクが少なく、ダウンタイムも短いというメリットがあります。
しかし、副作用やリスクが全くないというわけではありません。
希望するデザインや注入箇所によって、薬剤の量を変更するといった細かい調整が必要になります。
この調整を見誤ると、理想的なデザインに仕上がらないばかりか、副作用が強く現れてしまうことがあるのです。
ヒアルロン酸注射の施術で失敗を防ぐためには、医師の知識や技術力、十分な経験が必要であると考えられています。
ロレシー美容クリニックには、ヒアルロン酸注射の施術を得意とする医師が在籍しています。
一人ひとり異なる顔のバランスに合わせて、希望のデザインに近づくようにしっかりとヒアリングを行うため、理想的な仕上がりが目指せるでしょう。
診察から施術後までの流れがしっかりしているクリニックを選ぶ
どのような流れで施術が行われるのか、不透明だと不安になってしまいます。
その点、ロレシー美容クリニックでは、どのような流れで施術が行われるのか、カウンセリングの段階で丁寧にご説明しています。
長年ヒアルロン酸注射の施術を行ってきた医師が診察を行い、仕上がりのイメージをしっかりと共有して処置に入ります。
ヒアルロン酸注射の施術に関して、不安な点や疑問に思っている点があるという方は、カウンセリングや診察の際にご相談ください。
診察が終わり次第、処置に入ります。ヒアルロン酸注射は皮膚の表面に針を刺すため、痛みを感じることがありますが、表面に麻酔クリームを塗布した上で施術を行うので、我慢できないほどの強い痛みを感じることはないでしょう。
カウンセリングで共有したイメージをもとに注入箇所のデザインを行い、ヒアルロン酸を注入します。
注入が終われば、施術は完了です。入院の必要はなく、その日のうちに帰宅できます。
再診も行っているので、施術後にトラブルが発生した場合はすぐにクリニックへご相談ください。
まとめ
ヒアルロン酸注射は、使用する薬剤や医師のスキルによって、効果の持続期間が変動します。
可能な限り効果を持続させるためにも、料金だけでなく、薬剤や医師のスキルも重視したクリニック選びを行いましょう。
ヒアルロン酸注射の効果や持続期間について、さらに詳しく知りたいという方は、ロレシー美容クリニックへお気軽にご相談ください。
福留 斉
HITOSHI FUKUTOME
ロレシー美容クリニック院長
医学部卒業後、研修医として網走(北海道)の病院に勤務、その後、某大手の美容外科クリニックにて多くの施術を経験する。
自身の理念を形にして患者様に提供するために、ロレシー美容クリニックを開業。
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