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おでこのヒアルロン酸注入のデメリットとは？注意点から脂肪注入との違いまで徹底解説
おでこのヒアルロン酸注入は、若々しい印象や美しい横顔のシルエット、女性らしい丸みのある顔立ちを実現します。
比較的リーズナブルでダウンタイムもそれほど時間がかからないため、人気のある施術です。
しかし、メリットだけではなく、気をつけなくてはいけない点やデメリットも存在します。
本記事では、おでこのヒアルロン酸注入のデメリットや、脂肪注入との違いについて解説します。
おでこにヒアルロン酸注入をするメリット
おでこにヒアルロン酸注入をした場合のデメリットを解説する前に、まずはメリットをご紹介します。
ヒアルロン酸をおでこに注入すると、具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか。
おでこを理想的な形に整えられる
おでこの形は人それぞれですが、基本的に日本人のおでこは、平坦な形をしているといわれています。
おでこが丸いと、見た人に女性らしい優しい印象を与えたり、可愛らしい印象を持たれたりします。
そのため、おでこを理想的な形にしたいと考え、ヒアルロン酸注入を検討する方も少なくありません。
また、ヒアルロン酸を注入することで、おでこにしわが寄りにくくなったり、できてしまったおでこのしわを目立たなくさせたりする効果も期待できます。
おでこを丸くする施術には、ヒアルロン酸注入以外にも脂肪注入があります。
体への負担が少ない上にキープもできる
美容施術の中でもヒアルロン酸注入は、比較的、体への負担が少ない施術となっています。
切開が必要ないため、ダウンタイムも短く済みます。
学校や仕事でなかなか休みが取りづらいという方でも、ハードルが低い施術だといえるでしょう。
また、一度注入した後でも希望の形に修正できる他、定期的にヒアルロン酸注入を行うことで効果をキープできます。
初めておでこにヒアルロン酸を注入する場合、少しずつ様子をみて理想の形に近づけていくことも可能なので、美容施術を受けたことを周りに知られたくないという方も安心です。
周囲に気づかれないように変化を加えられるというのも、ヒアルロン酸注入のメリットだといえるでしょう。
ヒアルロン酸は体内で生成される成分の一つであるため、施術を受ける際に、アレルギー検査をする必要もありません。
おでこにヒアルロン酸注入をするデメリット
ヒアルロン酸注入は、理想のおでこに近づけたり、気になるおでこのしわを軽減したりと多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。
おでこにヒアルロン酸注入をするデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
内出血してしまう可能性がある
おでこは血管や神経が多いため、内出血してしまう可能性があります。
しかし、青あざができたり、長い間内出血が続いたりすることは少ないです。
内出血してしまった場合でも1～2日程度で治まるため、それほど気にならないでしょう。
注入後は、激しい運動や長時間の入浴、飲酒といった、血行を促進させるような行動は控えてください。
アレルギー反応が出る場合がある
元々人間の体に存在する成分であるヒアルロン酸は、注入したとしても、アレルギー反応が出てしまうケースは少ないです。
しかし、注入する薬剤の中には、ヒアルロン酸以外にも「架橋剤」と呼ばれる化学物質や保存料が含まれているため、アレルギー反応が出てしまう方もいます。
アレルギー反応を起こしてしまう方は、数千人に一人程度といわれており、それほど多くの方がアレルギーを起こしているわけではありません。
万が一、アレルギー反応が起こってしまった場合は、ヒアルロン酸の分解、もしくは抗アレルギー治療をすることで症状は軽減されます。
繰り返し注入すると不自然な形になることがある
ヒアルロン酸注入は、半永久的に効果が継続する施術ではないため、効果をキープするために繰り返し注入するという方も少なくありません。
繰り返し注入すれば、理想のラインをキープすることが可能ですが、腫れぼったくなったり、自分では気がつかないうちに不自然な顔立ちになっていたりするケースも存在します。
ヒアルロン酸注入後の顔に見慣れてしまうと、さらにボリュームを出したいという願望や、もっと丸みを帯びさせたいという希望が出てきます。
行き過ぎてしまうと、見た人が違和感を覚えたり、不自然な形だと思ったりするでしょう。
自分だけではなく、客観的に見て自然な仕上がりになるように、医師とよく相談しながらヒアルロン酸注入を行うようにしてください。
ボコボコとした仕上がりになることがある
ヒアルロン酸注入を行うと、仕上がりがボコボコになってしまうことがあります。
医師の技術不足や、注入量が多過ぎるといった理由が挙げられます。
適量以上の量を注入してしまうと、不自然に膨らみ、皮膚の表面がボコボコした仕上がりになってしまいます。
これは医師の技術不足だけではなく、希望デザインの共有が上手くできていなかったために起こってしまう場合もあります。
そのため、しっかりとカウンセリングを行ってくれるクリニックを選ぶことが大切です。
他にも、ヒアルロン酸を一箇所のみ注入してしまうと、しこりとして残りやすくなってしまいます。
ヒアルロン酸は、薄く広げて注入する必要がありますが、凹凸のない滑らかなデザインにするためには、医師の高いスキルが必須です。
医師のスキルが必要とされる理由には、薄く広げて注入するだけではなく、皮膚の厚さによって注入位置を変えなくてはならない点も挙げられます。
皮膚の浅い層に注入してしまうと、皮膚の表面の凹凸が目立ってしまうのです。
皮膚の表面がボコボコしてしまう理由には、ヒアルロン酸薬剤の質が適していない可能性も考えられます。
ヒアルロン酸注入を行っているクリニックの中には、極端に安価な薬剤を使用しているところもあります。
薬剤に含まれている成分が肌に合っていないと、馴染みが悪く、しこりになってしまう場合もあるため注意が必要です。
施術箇所がボコボコしてしまう原因として、馴染んでいないという可能性もあります。
ヒアルロン酸が体内で馴染むと、表面の凹凸が気にならなくなるケースも多いのです。
ヒアルロン酸が体内で馴染むまで、1～3週間程度かかるといわれています。
施術後1ヶ月を過ぎても皮膚がボコボコしている場合は、施術を受けたクリニックに相談してください。
その他の副作用やリスク
おでこへヒアルロン酸注入をした場合、上記の他にも、感染症を起こす可能性が考えられます。
皮膚や粘膜には常在菌が存在しており、それらがヒアルロン酸を注入した箇所に到達してしまうと、感染症を引き起こす可能性があるのです。
本来、正常な免疫力さえあれば感染症になることはまずありませんが、体調不良や病気が治った直後などの免疫力が低下しているときは、注意が必要です。
体調が万全でないときには、ヒアルロン酸注入自体を避けた方が良いでしょう。
脂肪注入とは？ヒアルロン酸注入との違い
おでこの美容施術は、ヒアルロン酸注入だけではなく脂肪注入でも行うことが可能です。
ヒアルロン酸注入と脂肪注入の違いについて、確認していきましょう。
脂肪注入の概要
脂肪注入は、自身から採取した脂肪を皮下へ注入する施術です。
深いしわやへこみに注入することで、凹凸やくぼみの目立たない滑らかなシルエットや、丸みを帯びたおでこにデザインすることが可能とされています。
治療時間は30分程度と短く、傷跡も目立ちにくいというメリットがあります。
注入した脂肪は定着するまで2～3ヶ月程度の時間を要し、定着すれば効果は半永久的だといわれているため、繰り返しクリニックで施術を受ける必要がありません。
脂肪注入が可能な部位
おでこや目の下、頬やほうれい線、唇への注入が可能で、しわやくぼみの改善に有効だとされています。
脂肪は注入部位に定着するため、ヒアルロン酸のように体内に吸収されてしまうこともなく、半永久的な効果が期待できます。
注入可能部位はクリニックによって異なるので、施術を希望する部位が含まれているか、事前にクリニックに確認しておくと良いでしょう。
おでこの脂肪注入の注意点
自身の脂肪を採取して注入するため、採取した量によっては、採取部位に筋肉痛のような痛みを伴うケースもあります。
また、内出血が起こる場合もありますが、数週間程度で治ることが大半です。
脂肪採取は、主に太ももの内側から行い、採取部位には数ミリの傷跡ができてしまいます。
腫れや鈍痛を感じる方もいますが、こちらは数日程度で改善されるでしょう。
脂肪注入は、定着すれば効果が半永久的に続くといわれていますが、定着率には個人差があり、コントロールすることは不可能です。
そのため、必ずしも本人の希望に沿ったデザインになるとは限りません。
自身の希望に沿わないケースがあることを理解しておく必要があります。
おでこのヒアルロン酸注入が向いている方
おでこの形を整えるには、ヒアルロン酸注入や脂肪注入といった施術方法があります。
どちらもメリット・デメリットが存在しますが、ヒアルロン酸注入が向いているのは、どのような方なのでしょうか。
ダウンタイム期間が取れない方
おでこのヒアルロン酸注入は、他の美容施術に比べ、ダウンタイム期間が短いといわれています。
赤みや腫れといった症状が出ることがありますが、数日程度で治まる方が多く、コンシーラーで隠すことも可能です。
痛み自体は、2～3日程度で治まるでしょう。
少し長引いてしまうのがむくみや内出血ですが、長くとも2週間程度で治ります。
日常生活に支障をきたすようなことはないので、多忙な方でも挑戦しやすい施術だといえます。
希望のデザインに近づけたい方
ヒアルロン酸注入は、希望のデザインに近づけやすいという特徴があります。
個人差があるものの、持続期間は1年半～2年程度とされています。
デザインが気に入らなかったり、違う形を希望したりする場合、修正が可能です。
ヒアルロン酸が吸収される前に修正したい場合は、ヒアルロン酸を溶解する注射を使用することで、ヒアルロン酸を分解して修正します。
細かいデザインや調整が可能であることから、ヒアルロン酸注入は、理想とするイメージをしっかり持っているという方におすすめです。
施術時間を短く済ませたい方
ヒアルロン酸注入は、施術時間が短いのも特徴の一つです。
事前の診察やカウンセリングを除けば、ヒアルロン酸注入の施術時間は10分程度とされています。
施術時間は、部位や注入量によって変動しますが、長くとも30分程度で終わることが多いです。
通院や入院は不要なので、なかなか学校や仕事を休めないという方も挑戦しやすい施術だといえるでしょう。
おでこのヒアルロン酸注入で失敗しないための注意点
ヒアルロン酸注入のデメリットは多くありませんが、できる限り施術で失敗したくないという方もいるはずです。
失敗しないためにはどのような点に気をつけるべきなのか、クリニック選びのポイントについて解説していきます。
ヒアルロン酸注入を得意とする医師が在籍するクリニックを選ぶ
ヒアルロン酸注入の仕上がりは、医師の技術によって異なります。
技術と経験が豊富な医師が在籍しているクリニックを選ぶことで、仕上がりやデザインの満足度が変わってきます。
薬剤の注入量や注入位置は個人で異なるため、一人一人の状態を確認した上で、適切な部位や量を見極めて注入する必要があるのです。
ロレシー美容クリニックには、ヒアルロン酸注入の経験が豊富な医師が在籍しています。
顔のバランスや希望デザインに合わせた施術ができるため、満足のいく仕上がりが期待できます。
診察から施術後までの流れがしっかりしているクリニックを選ぶ
医師の技術やスキルだけでなく、診察から施術までの流れがしっかりしているクリニックを選ぶのも、失敗しないポイントの一つです。
診察時やカウンセリング時に、施術方法や料金体制、リスクやアフターケアについての説明がないと、初めてヒアルロン酸注入を受ける方は不安になってしまいます。
ロレシー美容クリニックは、患者様の不安を軽減できるよう、診察とカウンセリングに力を入れています。
▼ロレシー美容クリニックの診察から施術までの流れ
1.診察
治療ができるかどうか判断し、仕上がりのイメージを共有します。
理想とするイメージがあれば、医師に率直に伝えましょう。その上で、注入箇所や注入量について説明を受けてください。
2.デザイン
顔全体のバランスを確認しながら、細かく注入箇所のマーキングを行います。
3.施術
デザインに沿ってヒアルロン酸を注入します。
施術中は針を刺すときにチクっとしますが、カニューレを使用し注入していくのと場合によっては局所麻酔を使用し施術するため、痛みはそれほど強くありません。
注入が終わったら、医師と患者様で一緒に確認しながら微調整を行います。
施術後はそのまま帰宅となりますが、後日、問題が発生した場合は診察を受けてください。
まとめ
おでこへのヒアルロン酸注入にはデメリットもありますが、クリニック選びを慎重に行うことで、リスクを軽減できます。
使用薬剤について詳しく知りたい、初めての施術で気になることがあるという方は、ヒアルロン酸注入が得意な医師が在籍する、ロレシー美容クリニックにご相談ください。
福留 斉
HITOSHI FUKUTOME
ロレシー美容クリニック院長
医学部卒業後、研修医として網走（北海道）の病院に勤務、その後、某大手の美容外科クリニックにて多くの施術を経験する。
自身の理念を形にして患者様に提供するために、ロレシー美容クリニックを開業。
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