Column コラム
2023/11/26
肝斑に有効な治療について
ロレシー美容クリニックの受付の福留が今回担当致します。
テーマは”肝斑に有効な治療について”
肝斑は根気が必要な治療となり、治療をしてもなかなか結果が出なかったという経験がある人もいるのではないでしょうか。
肝斑の主な原因は女性ホルモンの乱れです。
更年期に差しかかって女性ホルモンのバランスが崩れがちな30代後半から50歳くらいの女性が出来やすいとされています。妊娠中やピルの使用によりホルモンバランスに変化があった場合に発症することもあります。
また、紫外線やスキンケアによる摩擦など外的な刺激を継続的に受けることで肝斑がつくられる場合もあります。
肝斑の特徴 代表的なものについて↓
✔️左右対称にできるケースが多い
✔️シミの境界線が分かりづらい
✔️目の周りにはできない
✔️35歳以上の女性が出来やすい
施術項目 ※同時施術となります
コラーゲンピール
↓
トーニング
↓
イオン導入 薬剤:トラネキサム酸
治療と併用し内服薬を服用
コラーゲンピールについて
TCA(トリクロロ酢酸)が主成分として含有されておりますが、TCA33%と濃度が高いのが特徴です。
TCAの特徴である基底層・真皮層まで作用しコラーゲン増生の効果があり、ハリや艶の回復やキメや小皺の改善、毛穴の引き締まりなどの様々な美肌効果が期待できます。
コラーゲンピールには、コウジ酸が含有されており、肝斑の元となる”メラニン”の活性化を抑制する働きがあります。
トーニングについて
トーニングとは、肝斑治療は刺激を与えることで悪化する可能性があり治療の懸念点でありましたが、レーザートーニングは低出力のエネルギーを均一に照射することで、低刺激を実現でき肝斑の治療が可能になりました。
低出力の治療のため、治療効果を得られるまで回数が必要となります。
トーニングのみの治療であれば目安とし2週間おきに10回程度を推奨しています。
イオン導入について
イオン導入とは、肌治療で活性した肌状態を鎮静しながら有効成分を電気の力でお肌へ浸透させていきます。
治療後のお肌はデリケートな状態となり、特に肝斑治療は炎症を落ち着かせることが必要です。
イオン導入でトラネキサム酸を導入することで、抗炎症作用をもたらし肌を健やかに保ちます。
内服薬の服用について
治療と併用し内服薬を服用することを推奨しています。
・トラネキサム酸
服用すると血栓が出来やすくなるため、喫煙者やピルを服用している方は注意が必要です。
主な効果として
シミや肝斑の改善、美白効果、抗炎症作用、止血作用
・シナール
ビタミンCの働きを助けてくれるパテント酸が配合されているのが特徴です。
主な効果として
抗酸化作用、メラニン抑制、シミ・肝斑・色素沈着を薄くする、毛穴の改善、ニキビの改善
治療回数:1クール10回程度
治療期間:約4週間おき
所要時間:90分程度
ダウンタイム:皮剥けが2,3日伴う可能性がある
当日よりメイク可能
術後はお肌が敏感な状態です。保湿・日焼け止めをしっかり行なってください。
治療期間:約4週間おき
所要時間:90分程度
ダウンタイム:皮剥けが2,3日伴う可能性がある
当日よりメイク可能
術後はお肌が敏感な状態です。保湿・日焼け止めをしっかり行なってください。
ホームケアについて
生活習慣や日頃のスキンケアの影響が肌のトラブルに繋がります。
当院では生活習慣やスキンケアの見直しのご提案し必要であれば内服薬の処方もご提案致します。