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医監修【男性ニキビ・皮脂抑制成分を6選】わかりやすく解説

皮脂・テカリを抑えて「清潔感のある肌」を目指すメンズスキンケアガイド
皮脂のテカリ、ベタつき、繰り返すニキビに悩む男性へ。
「しっかり洗っているのにニキビが治らない」「清潔にしているのに不潔に見える気がする」
そんな悩みの多くは、成分選びとケアの方向性のズレが原因です。
男性のニキビ対策は、
✔ 洗浄力を上げること
✔ アイテム数を増やすこと
ではなく、皮膚科的に“どこに効かせるか”を成分で考えることが近道です。
この記事では、皮膚科でよく用いられる考え方をもとに、
男性ニキビ改善に有効な成分6つと、
肌質別の使い分け・正しいスキンケア手順・受診の目安までを体系的に解説します。
-
皮脂・テカリを抑えて「清潔感のある肌」を目指すメンズスキンケア完全ガイド
- なぜ男性ニキビは「洗っても治らない」のか(清潔感を損なう本当の原因)
- 男性ニキビの原因を年齢・肌質から理解する
- 男性ニキビ改善の有効成分6選
- 成分別の使い分け|メンズ化粧水・美容液・薬用アイテム
- 実践ガイド|清潔感を作る正しいスキンケア手順
- まとめ|男性ニキビは「成分設計」で清潔感が変わる
なぜ男性ニキビは「洗っても治らない」のか(清潔感を損なう原因)
男性のニキビは皮脂・詰まり・炎症・乾燥が原因で悪化する
男性のニキビは「皮脂が多いから」と単純に考えられがちですが、実際には
☑︎皮脂分泌の増加
☑︎毛穴出口の角質肥厚(詰まり)
☑︎アクネ菌の増殖
☑︎炎症の持続
という流れで起こります。
ここに
・・髭剃りによる微細な傷
・・マスクや枕の摩擦
・・洗いすぎによるインナードライ
が重なると、テカリ・赤み・ニキビが同時に目立ち、清潔感を大きく損ないます。
「さっぱり=正解」ではない理由
アルコール強めの化粧水や、強い洗浄で一時的に皮脂を落としても、肌は防御反応としてさらに皮脂を分泌します。
結果として
☑︎朝はさっぱり → 夕方テカテカ
☑︎洗顔後つっぱる → 数時間後にベタつく
というインナードライ型ニキビに移行しやすくなります。
男性ニキビの原因を年齢・肌質から理解する
思春期ニキビと大人ニキビの違い
思春期ニキビ
☑︎男性ホルモンの影響で皮脂が急増
☑︎毛穴詰まりが起点
→ 角質ケア+抗炎症が有効
大人ニキビ
☑︎皮脂+乾燥+ストレス+生活習慣
☑︎同じ場所に繰り返しやすい
→ 抗炎症+保湿を土台に段階ケアが必須
肌質別リスク(皮脂肌・混合肌・インナードライ)
-
☑︎脂性肌:テカリ・毛穴目立ち・赤ニキビが出やすい
-
☑︎混合肌:Tゾーンは脂、頬は乾燥 → さっぱり一辺倒はNG
-
☑︎インナードライ:表面テカるが内側が乾燥 → 洗いすぎ注意
肌質を無視したケアは、清潔感を下げる原因になります。
推奨する男性ニキビ改善の有効成分6選

サルチル酸(BHA)|毛穴詰まりを防ぎニキビを予防
サリチル酸は角質をやわらげ、毛穴出口の詰まりを防ぐ成分です。
白ニキビ・黒ずみ・ザラつきが気になる男性に適しています。
ただし使いすぎると乾燥・ヒリつきが出やすいため、週2〜3回/夜のみ/保湿とセットが失敗しにくい使い方です。
ビタミンC誘導体|皮脂抑制とニキビ跡ケアで清潔感を底上げ
皮脂バランスを整え、毛穴目立ちやニキビ跡の色素沈着にアプローチします。
夕方のテカリが気になる男性には特に相性が良く、「テカらない=清潔感がある」印象を作りやすい成分です。
刺激を感じる場合は、低刺激処方から始めましょう。
グリチルリチン酸ジカリウム|赤み・ヒリつきを抑える定番成分
医薬部外品(薬用)に多く配合される抗炎症成分。
赤ニキビ、髭剃り負け、マスク荒れなど炎症が関与するニキビに向きます。
即効性の治療薬ではありませんが、毎日使えて“肌を落ち着かせる土台”になる成分です。
アゼライン酸|皮脂・毛穴・炎症を同時にケアできる万能成分
アゼライン酸は
☑︎皮脂分泌抑制
☑︎毛穴詰まり予防
☑︎炎症・赤みの軽減
を同時に狙える、男性ニキビと非常に相性の良い成分です。
「何を使えばいいかわからない」「テカリもニキビも赤みも気になる」
という男性にとって、清潔感を総合的に底上げしやすい選択肢です。
過酸化ベンゾイル(BPO)|アクネ菌に直接作用する治療成分
アクネ菌を殺菌し、炎症性ニキビに強く作用します。
ただし乾燥・赤み・漂白リスクがあるため、主に皮膚科処方で使用されます。
市販ケアで改善しない場合の、受診判断材料となる成分です。
レチノール(ビタミンA誘導体)|毛穴・肌質改善まで役立つ成分
ターンオーバーを整え、毛穴詰まりやゴワつきを改善します。
ニキビ+毛穴を同時にケアしたい男性向け。
刺激が出やすいため、夜のみ・低頻度・UV対策必須が基本ルールです。
成分別の使い分け|メンズ化粧水・美容液・薬用アイテム
化粧水は「整える」美容液は「狙う」が基本設計
男性のスキンケアで失敗しやすいのが、すべてを1本で済ませようとすることです。
ニキビや皮脂トラブルを改善し、清潔感を保つためには、化粧水と美容液の役割を明確に分けることが重要になります。
化粧水の役割は、洗顔後に失われやすい水分を補い、肌全体を落ち着かせて刺激を緩和することです。
肌の土台が不安定なままでは、どんな有効成分を使っても刺激になりやすく、ニキビ悪化や赤みにつながります。
一方、美容液はビタミンC誘導体やアゼライン酸など、目的に応じた成分をピンポイントで効かせる役割を担います。
このように「化粧水で整える → 美容液で狙う」と役割を分けることで、ベタつきを抑えつつケアを継続しやすくなり、結果として清潔感のある肌を保ちやすくなります。
男性のスキンケアで失敗しやすいのが、すべてを1本で済ませようとすることです。
ニキビや皮脂トラブルを改善し、清潔感を保つためには、化粧水と美容液の役割を明確に分けることが重要になります。
化粧水の役割は、洗顔後に失われやすい水分を補い、肌全体を落ち着かせて刺激を緩和することです。
肌の土台が不安定なままでは、どんな有効成分を使っても刺激になりやすく、ニキビ悪化や赤みにつながります。
一方、美容液はビタミンC誘導体やアゼライン酸など、目的に応じた成分をピンポイントで効かせる役割を担います。
このように「化粧水で整える → 美容液で狙う」と役割を分けることで、ベタつきを抑えつつケアを継続しやすくなり、結果として清潔感のある肌を保ちやすくなります。
皮脂肌向け|テカリを抑えつつニキビを防ぐ成分設計
脂性肌の男性は、皮脂量が多いためテカリや毛穴詰まりが起きやすく、ニキビが繰り返しやすい傾向があります。
このタイプでは、皮脂を「取り切る」のではなく、「出過ぎない状態に整える」発想が重要です。
美容液には、皮脂バランスを整えるビタミンC誘導体や、皮脂抑制・毛穴ケア・炎症ケアを同時に狙えるアゼライン酸が向いています。
一方で、角質ケアとして有効なサリチル酸は、毎日使うと乾燥や刺激につながりやすいため、週数回など低頻度での使用が安全です。
赤みやヒリつきが出やすい脂性肌も多いため、抗炎症成分は毎日ベースで取り入れることで、ニキビの悪化や清潔感低下を防ぎやすくなります。
脂性肌の男性は、皮脂量が多いためテカリや毛穴詰まりが起きやすく、ニキビが繰り返しやすい傾向があります。
このタイプでは、皮脂を「取り切る」のではなく、「出過ぎない状態に整える」発想が重要です。
美容液には、皮脂バランスを整えるビタミンC誘導体や、皮脂抑制・毛穴ケア・炎症ケアを同時に狙えるアゼライン酸が向いています。
一方で、角質ケアとして有効なサリチル酸は、毎日使うと乾燥や刺激につながりやすいため、週数回など低頻度での使用が安全です。
赤みやヒリつきが出やすい脂性肌も多いため、抗炎症成分は毎日ベースで取り入れることで、ニキビの悪化や清潔感低下を防ぎやすくなります。
乾燥・敏感寄り|まずは土台を安定させる成分選び
乾燥肌や敏感寄りの男性は、バリア機能が低下しやすく、少しの刺激でも赤みやニキビにつながりやすいのが特徴です。
このタイプで皮脂抑制だけを狙うと、かえって肌状態が悪化することがあります。
まず優先すべきは、セラミドやヒアルロン酸による保湿で、肌の水分保持力を高めることです。
そこに、赤みやヒリつきを抑えるグリチルリチン酸ジカリウムを組み合わせることで、肌を安定させやすくなります。
サリチル酸やレチノールなどの“攻め成分”は、肌状態が落ち着いてから、頻度を抑えて段階的に追加するのが基本です。
焦って一気に取り入れず、刺激に耐えられる土台を作ることが、結果的にニキビ予防と清潔感維持につながります。
乾燥肌や敏感寄りの男性は、バリア機能が低下しやすく、少しの刺激でも赤みやニキビにつながりやすいのが特徴です。
このタイプで皮脂抑制だけを狙うと、かえって肌状態が悪化することがあります。
まず優先すべきは、セラミドやヒアルロン酸による保湿で、肌の水分保持力を高めることです。
そこに、赤みやヒリつきを抑えるグリチルリチン酸ジカリウムを組み合わせることで、肌を安定させやすくなります。
サリチル酸やレチノールなどの“攻め成分”は、肌状態が落ち着いてから、頻度を抑えて段階的に追加するのが基本です。
焦って一気に取り入れず、刺激に耐えられる土台を作ることが、結果的にニキビ予防と清潔感維持につながります。
実践ガイド|清潔感を作る正しいスキンケア手順

洗顔|清潔感の土台は「洗いすぎない洗顔」から始まる
洗顔は、皮脂をすべて落とすためではなく、余分な汚れだけを落として炎症を増やさないことが目的です。
男性は皮脂量が多いため、ゴシゴシ洗いや洗浄力の強い洗顔料を使いがちですが、これが乾燥や皮脂の過剰分泌を招き、かえってニキビやテカリを悪化させる原因になります。
洗顔料はしっかり泡立て、泡をクッションにして肌に直接指が触れないように洗うのが基本です。すすぎは熱いお湯ではなくぬるま湯を使い、洗顔後につっぱりを感じない状態を目指しましょう。
清潔感のある肌は、「洗いすぎない」ことから作られます。皮脂の過剰分泌を穏やかに抑え、テカリや毛穴詰まりを防ぐ働きがあります。
化粧水|叩かず、抑えてなじませる
洗顔後の肌は水分が蒸発しやすく、放置すると皮脂分泌が活発になります。
化粧水はその乾燥を防ぎ、肌を落ち着かせるための重要なステップです。
男性に多いNGが、化粧水をバシャバシャ叩き込む使い方です。これは刺激になりやすく、赤みやヒリつきの原因になります。化粧水は手のひらに取り、肌を包み込むように軽く押さえてなじませるのが正解です。
ベタつくからと省いてしまうと、結果的に皮脂が増え、テカリやすい=清潔感のない印象につながるため注意しましょう。
美容液・乳液|「目的成分は1つから」を推奨
美容液や乳液は、ニキビや皮脂といった悩みに直接アプローチする役割を持ちます。
ただし、複数の成分を一度に使い始めると、刺激の原因がわからなくなり、肌荒れしやすくなります。
まずは、
☑︎皮脂やテカリが気になる → ビタミンC誘導体・アゼライン酸
☑︎赤みや炎症が気になる → 抗炎症成分
など、目的成分は1つに絞って導入しましょう。
ベタつきを感じる場合は、量が多すぎる可能性があります。逆に、乾燥やつっぱりを感じる場合は、少量の乳液を追加することで皮脂の暴走を防げることもあります。
「使わない」ではなく、「量を調整する」発想が清潔感維持には重要です。
髭剃り後のケア|重要
髭剃り後の肌は、角質が削られて非常に刺激に弱い状態です。このタイミングで刺激の強い成分を使うと、赤みやヒリつきが出やすく、清潔感を大きく損ないます。
髭剃り後はまず、抗炎症成分+保湿を優先しましょう。グリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症成分で肌を落ち着かせ、水分を補給することが大切です。
サリチル酸などの角質ケア成分や、レチノールは、時間を空けてから使用するのが基本です。「攻めるケア」は、肌が落ち着いているときに行うことで、ニキビ予防と清潔感の両立が可能になります。
市販のスキンケアで改善しない場合の皮膚科受診の目安
受診を考えるタイミング|自己ケアの限界を見極める
市販のスキンケアは、軽度〜中等度のニキビや予防、再発抑制には有効ですが、すべてのケースを解決できるわけではありません。
正しい洗顔・保湿・抗炎症ケアを4〜8週間継続しても改善が見られない場合は、自己ケアの限界と考え、皮膚科受診を検討するタイミングです。
また、赤く腫れて痛みを伴うニキビが多い場合や、同じ場所に繰り返しニキビができる場合は、炎症が深くなっている可能性があります。
この状態を放置すると、治るまでに時間がかかり、ニキビ跡が残る原因になりやすいため、早めの専門的判断が有効です。
さらに、ニキビが治った後に色素沈着や凹みなどのニキビ跡が目立ち始めた場合も、自己流ケアだけでの改善は難しくなるため、皮膚科での相談をおすすめします。
刺激・副作用のサイン|悪化させないための判断基準
新しい成分を取り入れた後に、赤み・ヒリつき・皮むけが出る場合は、刺激反応が起きている可能性があります。
特に、サリチル酸やレチノールなどの角質ケア成分は、使い方や頻度を誤るとバリア機能を低下させ、ニキビが悪化したように見えることがあります。
このような症状が出た場合は、まず使用頻度を下げる、もしくは一時的に使用を中止し、保湿と抗炎症ケア中心に戻すことが基本対応です。
それでも症状が強い、ヒリヒリ感や赤みが引かないなどの場合は、早めに皮膚科を受診することが安全です。
「効かせたいから続ける」のではなく、「肌が耐えられているか」を基準に判断することが重要になります。
まとめ|男性ニキビは「成分設計」で清潔感が変わる
男性のニキビ・皮脂トラブルは、簡単に解決するものではありません。なぜなら、ニキビは「皮脂が多い」という一点ではなく、毛穴の詰まり・アクネ菌の増殖・炎症・バリア低下(乾燥)が複雑に絡み合って起こるからです。
皮脂を落とすことだけに偏ると、一時的にさっぱりしても、肌は防御反応として乾燥を補おうとし、逆に皮脂分泌が増えてテカリやすくなることがあります。結果として、清潔にしているつもりでも「夕方のベタつき」「赤み」「繰り返すニキビ」が目立ち、清潔感を損ねてしまうケースが少なくありません。
ここで重要になるのが、どの原因に、どの成分でアプローチするかという“成分設計”です。無理に市販品を重ねるより、専門的な治療を併用する方が結果的に早く肌が落ち着くことも少なくありません。
赤く腫れて痛むニキビが増えている段階では、炎症が深くなっている可能性があり、セルフケアだけで押し切ろうとすると治るまでに時間がかかり、ニキビ跡につながりやすくなります。
皮膚科では、ニキビのプロセスに直接作用する治療選択肢があるため、「早く炎症を止める」「跡を残しにくくする」という意味で近道になることがあります。市販スキンケアは、治療の代わりではなく、治療を支える“土台(刺激を増やさない保湿と抗炎症)”として使うと成果が出やすくなります。
清潔感のある肌は、生まれつき決まるものではなく、正しい知識と設計で作ることがでると考えます。
まずは今日から、洗顔・化粧水・美容液の3ステップに絞り、目的成分を決めて丁寧に続けてみてください。

福留 斉
HITOSHI FUKUTOME
ロレシー美容クリニック院長
医学部卒業後、研修医として網走(北海道)の病院に勤務、その後、某大手の美容外科クリニックにて多くの施術を経験する。
自身の理念を形にして患者様に提供するために、ロレシー美容クリニックを開業。

