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Botox 花粉症ボトックス注射

花粉症とは？

スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となり、アレルギー症状を起こす病気です。季節性アレルギー鼻炎とも呼ばれています。主にくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒み、充血などが生じます。

花粉症ボトックス治療とは？

鼻腔内にボトックスを滴下する事で、鼻水などの症状に関わる”ヒデアン神経”を一時的に麻痺させ粘膜の副交感神経の興奮を抑えることで、目の痒み・鼻水・くしゃみなどの症状を和らげることが出来ます。

花粉ボトックスの効果について

当日から効果が出ます。１週間から２週間目が効果のピークとなり、少しずつ効果が落ち着いていく傾向にあります。効果の持続は最大1.5ヶ月です。症状の治り方には個人差があり、アレルギー症状の強さなどにも関係しますが、1シーズンで2回程度の治療で済む場合が多いです。

施術方法について

注射器を使用してボトックスを鼻腔にポトポトと滴下し、鼻粘膜に浸透させます。施術時間は数分程度で、薬剤を浸透するため10分間安静にして頂きます。注射針を使用する事はないため粘膜を傷付けず施術は完了します。

ボトックスの副作用について

花粉症ボトックス治療に、デメリットや副作用はほとんどありません。ごく稀にアレルギー反応が出る場合がありますが極めて低く、花粉症治療に使用する薬剤の量も少ないためアレルギー反応が出る可能性はさらに低くなっています。

花粉ボトックス注射よくある質問 Q&Ａ

花粉ボトックスの滴下時に痛みはありますか？

痛みや違和感がないためストレスなく受けて頂けます。

花粉症の他の治療と併用する事は可能ですか？

はい、可能です。

花粉ボトックスの治療間隔はどれくらいですか？

花粉症が特に辛い時期に2〜3週間毎に治療するのを推奨しています。

花粉ボトックスのダウンタイムありますか？

特にありません。鼻腔内に滴下後、ボトックスが流れて飲み込んでしまっても喉の粘膜や嗅覚への影響はありません。

花粉ボトックスの効果の持続期間はどれくらいですか？

個人差がありますが、２週間から1.5ヶ月となります。１〜２週間が効果のピークになる傾向にあります。

カウンセリング当日に施術はできますか？

はい、可能です。当日施術希望の旨を予約時にお伝えください。

費用面の相談もできますか？

患者様から費用面での相談が多く、応えられるように随時イベント開催やモニターを募集しています。予算に応じられるようにご提案いたしますので、予算も含めご相談いただければと思います。無理な勧誘はしておりませんのでご安心ください。

2種類のボトックスを使用

• メディトックス社 ニューロノックス®

  
  

  メディトックス社のニューロノックスはKFDA（韓国食品医薬安全庁）の承認薬で、アラガン社ボトックスビスタのジェネリック的な位置付けとして使用されています。品質・効果・安全性の評価が高く多くのクリニックで採用されています。ボトックスビスタに比べると価格が安く、リーズナブルに治療したい方におすすめです。

• アラガン社 ボトックスビスタ®

  
  

  2002年FDA（米食品医薬品局）の認可、また２００９年には国内で唯一厚生労働省の認可がおりているボトックス製剤です。世界の95%の市場シェアと2000万を超える症例があり、徹底された品質管理のうえ提供されているため効果の出方にムラがなく、信頼がおける製剤です。注入の際に薬剤が留まりやすく他の筋肉に作用するリスクを抑え、他製剤と比べ持続性が1ヶ月ほど長いのが特徴です。当院ではアラガン社のボトックスビスタを推奨しています。

花粉ボトックス治療について医師のコメント

ボトックスは眼痙攣萎縮の治療や脳梗塞後のリハビリなどでも使用しており、美容目的以外の治療でも使われています。世界各国で症例実績が多く、安全性や有効性が高く評価されている治療です。花粉症を抑制するためボトックスを使用する治療は、他の花粉治療と併用ができます。痛みもなく短時間で完了するため、その手軽さから始めやすい治療になります。１回の治療の持続性は高くないので、特に花粉症で辛い時期や、大切な用事があり花粉症の症状を抑えたい時などに施術するのがお勧めです。